
Our Works 事業紹介

白崎製作所は創業から90年以上の歴史を誇ります。創業当時の仕事はワニスチューブ。これは電気材料で、昔のコタツなどの家電品に使用されていた絶縁チューブです。これが爆発的にヒット。そこから、電気絶縁材料である樹脂を中心に、車載部品や医療、航空、半導体など幅広い製品の製造に関わる事になりました。
現在の主力は半導体のシリコンウエハーを研磨するために欠かせない治具。お客様の要望通りに製品を仕上げるのではなく、お客様が感動するほどに完成度を上げることが私たちの姿勢です。だからこそ、お客様を笑顔にすることができ、私たち自身の技術力も日々向上していくのです。
研磨キャリア
シリコンウエハーの研磨は半導体製造において、もっとも重要な工程です。この研磨技術は他社で真似のできない高い精度を誇ります。弊社の研磨キャリアで磨かれたシリコンウエハーは、300kmの大きさで広げたときの高低差が1cm以内に収まるほどの平坦さになります。300kmといえば、東京駅から名古屋駅の直線距離より長い範囲。これを直線にしてグルっと円を書いた中を真っ平らにするほどの技術なのです。



2000年に1500億ドルだった半導体の市場規模は、2050年7500億ドルになると予測されています。つまり、私たちの事業も安定成長することが見込まれています。
積層セラミックコンデンサ(MLCC)
MLCCは家電、電気自動車、スマートフォンなどあらゆる電子機器に搭載されているコンデンサです。電気自動車1台に15,000個搭載されているといいます。このコンデンサの検査プレート製造も私たちの得意分野です。とても小さなMLCCを検査するために、私たちは縦0.47mm、横0.47mmの穴を精度高く開けていきます。



私たちの取引先の多くは大手電子部品メーカー。そんな取引先を通じて、私たちの技術は幅広い産業を根底から支えています。
