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Crosstalk 先輩後輩対談

地元、秋田でのモノづくりを
楽しみながら突き詰めていきたい。

白崎製作所の秋田事業所で活躍するN副主任と入社1年目の若手、Iさんに白崎製作所で働くやりがいを語り合ってもらいました。高校の先輩後輩でもある二人は、ともに地元の秋田で働きたくて白崎製作所に入社。モノづくりの魅力について、二人に聞いてみました。

プロフィール

Story 地元で安心して働きたいと考えていました。

K.N.

高校を卒業して、すぐに白崎製作所に入社しました。当時はまだ「モノづくりがしたい」という明確な気持ちがあったわけではないんです。どちらかというと、地元・秋田で働きたいという気持ちが強かったですね。あとは、白崎製作所にいた高校の先輩から、人間関係がいい会社だと聞いていたので、ここなら頑張れると思いました。

M.I.

私は転職組なんです。白崎製作所は2社目。前職は小学校の図工教材を作っている工場で木製品を加工していました。でも、少子化の影響で仕事も減っていたので、転職を考えはじめて…。そんなときに白崎製作所のことを知りました。実は、Nさんも同じ高校の先輩なんです。白崎製作所の事業内容を見ると、工業高校や理系大学の出身の人がたくさんいるイメージだったのですが、工業高校の出身者は一人しかいなくて、あとはみんな普通科の人ばかりでした。そこも、私でも頑張ればキャリアアップできると考えて、白崎製作所への転職を決めました。

K.N.

これは偶然なんですが、Iさんのお兄さんが私の友人だったんです。特に私が口を聞いたわけじゃないんですが(笑)。そういう話を聞くと、先輩として気持ちは引き締まりますね。

Story 若手がスキルアップできる環境です。

K.N.

入社後、仕事をしながら無理なく自然に自分のスキルを磨いてきたという感覚がありますね。これまでに、旋盤、マシニング、仕上げの3部門を経験してきました。特にマシニングに関しては3年以上、試行錯誤しながら鍛えてもらいました。昨年からは副主任としてスケジュール管理やサポート業務を担当するようになり、業務とマネジメントを並行して進めることにやりがいを感じています。

M.I.

私は今年2月に入社したばかりでまだまだ勉強することばかりです。現在は、Nさんと同じ仕上げ部門を担当しています。主な仕事は、製品のバリ取りや脱脂、塗装といった作業です。仕上げは製品の最終工程なので、失敗が許されないというプレッシャーがあります。でも、そのプレッシャーが緊張感になって、うまくできたときの達成感につながっていますね。

K.N.

それはあるかも。私たちが作っているのは、半導体の製造に使用される部品が主力です。どれも縁の下の力持ち的な存在なんですが、だからこそ気が抜けないというか、緊張感がありますね。私自身が特にやりがいを感じるのは、難易度の高い形状の加工を成功させたときですね。以前、アルミ製品の加工を任されたことがあって、傷つきやすい素材特性に苦労したことがあります。でも、試行錯誤の末に完成させたときには「よくやった」と上司に評価されて、とても嬉しかったことを覚えています。

上司にほめられたという喜びよりも、お客様の期待に応えられたという喜びですね。白崎製作所では普段から、どうすればお客様の期待に応えられるのか。期待以上のものができるのか、ということを考え行動しています。そんな社風が私にも染みついてきているような気がしますね。言われた通りに作るのではなくお客様を感動させたいと思ってモノづくりに励んでいます。

M.I.

私の場合は、初めて画像測定器を使って、検査プログラムを組んだときのことが忘れられません。仕上げの工程で使う測定器なのですが、図面を読む力もまだ未熟なので何度もやり直しました。Nさんにも何度も話を聞きながら、最終的に使えるプログラムを完成させたのですが、あのときは達成感がありましたね。なんだか自分のスキルが伸びた分だけ、チームに貢献しているという感覚があって。会社の役に立ち、社会の役に立っているという実感がありましたね。

K.N.

実は画像測定器をうまく扱える人が社内でも少なくて、一度Iさんにやってもらったら、本当にすくすくと成長してくれて(笑)。いま、Iさんは画像測定器を扱える貴重な人材になってくれています。若くても、どんどん仕事を任せて本人の意欲を形にしていくというところも、白崎製作所の社風かもしれませんね。年齢とかキャリアに関係なく、興味を持ってくれる人に仕事を任せたり、やりたいと手を挙げた人に仕事を任せることが多いですね。だからこそ、若手が成長できるのだと思います。

Story ホスピタリティを大切にして仕事をしています。

K.N.

仕事をする上で大切にしていることは、ホスピタリティです。ここ数年、社内研修も増えてきて、会社として人を育てようという気運が高まっていることを感じます。なんのために仕事をしているのか、ということを意識するようになりました。特に私が意識しているのは、お客様に喜んでいただくということ。依頼された製品の形状や寸法が正確なのは当たり前ですよね。でも、受け取った相手が不快に思わないように、驚くほどきれいに仕上げた製品をお届けしたいと思うようになりました。求められている以上のものをお届けできるように、日々努力を重ねています。

M.I.

仕事をする上で、私が気を付けているのは、準備ですね。私自身はものすごく心配性なので、できるだけ予定をしっかりと把握して、準備を怠らないように気を付けています。そして、わからないことは必ずNさんに聞いていますね。Nさんって、どんなことを聞いても、ちゃんと答えてくださるので、とても頼もしいんですよ。

K.N.

Iさんはまだキャリアが浅いのに、場の雰囲気を作れる人だから助かっています。いまみたいな感じで(笑)。とにかく、明るい人ですね。私自身もマネジメントという仕事を始めたばかりだし、年齢的にはそれほど離れていないので、力を合わせて仕事をしているという感じです。こんな雰囲気で仕事ができるのも、研修などを通じて会社が未来へ向けて舵を取っているということの現れなのかもしれませんね。

Story 白崎製作所の成長自分の成長を重ねていきたい。

M.I.

まだまだ、私自身にはできることが少ないので、もっと仕事の幅を広げていきたいと思っています。将来は加工の仕事もできるようになりたいですね。そんなふうに思えるのは、会社全体が大きなチームとして仕事をしているという感覚があるから。できないことはできるようになりたいし、この技術を身に付けられたら、別の技術も身に付けたいと自然に思える会社なんだと思います。

K.N.

私も勤続10年になりましたが、それでもやっと手に職がついてきたなあという感覚です。入社して、仕事に向かい合っていたらここまで来たという感じですが、自分の下にIさんが来て、よりいっそう会社に貢献できることがまだまだあるんだと思えてきたところです。会社の売上をもっと伸ばして、みんなで会社の成長をサポートしたい。そして、自分がしてきたいろんな経験を下の世代にも引き継いでいきたいと思うようになりました。みんなで一緒に頑張りましょう。

M.I.

はい、私はまだ自分のことで精一杯ですが、Nさんに負けないように頑張ります!